前回の投稿で告知しました企画展「福島市の弥生遺跡」が開幕しました。今回は弥生時代前期から終盤まで、さすがに全点とはいきませんが市内出土資料の主要な資料を網羅しており、福島市の弥生時代を通観できる展示になっております!
報告はされていたものの、実際に展示されるのは初めてという資料が目白押しです。
また、調査資料ではないものの福島市史や福島考古に掲載されていた資料も可能な限り展示しました。
みなさま、お待ちしております!!
2019年1月21日月曜日
2019年1月12日土曜日
企画展 福島市の弥生遺跡
さて、1月19日からは企画展「福島市の弥生遺跡」が始まります。じょーもぴあ宮畑としては、初めての弥生時代の展示になります。勝口前畑遺跡、青柳遺跡、孫六橋遺跡、大平・後関遺跡、台畑遺跡、月崎A遺跡、穴田遺跡などから出土した主要な資料が一堂に会する展示になる予定です。
もちろん、展示作業に並行してパネルや配布資料に使用する写真も撮影しています。あの手この手で「格好いい」写真を撮ろうと努力していますが、結局はそれも素材として切り刻まれる運命です…とほほ。ちなみに上の写真は薄~い砥石で。何にどう使う道具かはぜひ展示をご覧になって確認してください。
そして、今回はその作業の合間にこんな画像も製作してみました。

これは勾玉の素材となる原石なのですが、その素材を立方体に分割していく途中の資料です。こうして何度も分割を繰り返し、大きな石から小さな勾玉をいくつも作り出します。これは一度割られた石を接合し、元の形が復元できた貴重なものですが、展示ではなかなか裏側まで見ることが出来ないので、全体を見てもらうために3D化してみました!興味のある方はぜひ、↓ から見てみてください。ぐりぐり回せますよ~!!
現在、じょーもぴあ宮畑の総力を結集して、鋭意準備を進めています。が、こうした展示の常として、準備が進めば進むほど「こうしたほうがわかりやすいのでは?」とか「この資料よりこっちの資料を見せるべきでは?」とか、迷宮にはまり込んでしまいます。
限られたスペースを可能な限り有効に使い、福島市内の弥生時代についてわかりやすく、かつ総合的に展示できればと思います。もちろん、展示作業に並行してパネルや配布資料に使用する写真も撮影しています。あの手この手で「格好いい」写真を撮ろうと努力していますが、結局はそれも素材として切り刻まれる運命です…とほほ。ちなみに上の写真は薄~い砥石で。何にどう使う道具かはぜひ展示をご覧になって確認してください。
そして、今回はその作業の合間にこんな画像も製作してみました。

これは勾玉の素材となる原石なのですが、その素材を立方体に分割していく途中の資料です。こうして何度も分割を繰り返し、大きな石から小さな勾玉をいくつも作り出します。これは一度割られた石を接合し、元の形が復元できた貴重なものですが、展示ではなかなか裏側まで見ることが出来ないので、全体を見てもらうために3D化してみました!興味のある方はぜひ、↓ から見てみてください。ぐりぐり回せますよ~!!
2019年1月6日日曜日
凧、凧 あがれ!
今日は凧づくりの日です。じょーもぴあ宮畑の凧づくりは、土偶!好きな土偶を選んでもらって、思い思いに色をぬったり、模様を描いたり。とってもキュートな土偶ができあがります。
しかし、雪&無風という凧揚げには最悪のコンディションです!とりあえず、今日は作るだけで天気のいい日にあらためて凧揚げに来てもらうしかないかなぁ……
しかし、雪&無風という凧揚げには最悪のコンディションです!とりあえず、今日は作るだけで天気のいい日にあらためて凧揚げに来てもらうしかないかなぁ……
2019年1月4日金曜日
帰還!
さて、昨年に東京国立博物館で開催された「縄文展」は、30万人を越える観覧者があったようで、当館所蔵のしゃがむ土偶も沢山の方に見ていただき、うれしい限りです。
その後、休む間もなく渡仏し、フランスの方々にも見ていただきました。大英博物館への出品に次ぐ2度目の渡航になりますが、こちらも無事に終えることができ、昨年末に戻ってきました。
そんなわけで、また、しゃがむ土偶にはいつでも会うことが出来ます!みなさん、ぜひ会いに来てくださいね~。
その後、休む間もなく渡仏し、フランスの方々にも見ていただきました。大英博物館への出品に次ぐ2度目の渡航になりますが、こちらも無事に終えることができ、昨年末に戻ってきました。
そんなわけで、また、しゃがむ土偶にはいつでも会うことが出来ます!みなさん、ぜひ会いに来てくださいね~。
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福島市市政だより3月号で募集いたしました「信夫山歴史散歩」につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されるため、 中止 とさせていただきます 。 皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 なお、それ以外の事業につきましても現在検討中ですので、決まり次第ご報告いたし...
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青森縄文女子プロジェクトの 縄文服デザイン に応募する方のために、縄文土器のデザインその2です。 → あおもり縄文女子プロジェクト モデル・デザイン募集チラシ もっとも古い縄文土器の文様は、粘土を細い紐にして並行に貼り付けたり、爪で傷をつけたりし...
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さて、この雪でなかなか冬の間はじょーもぴあ宮畑へ足を運べない!というかたのために、当館の収蔵品を紹介いたします。 当館の目玉の一つが重要文化財に指定されている上岡遺跡出土の「しゃがむ土偶」です。昭和27年の発掘調査で出土して以来、日本を代表する土偶の一つとして有名なも...