2018年2月28日水曜日

伝統人形芝居

昨年9月にじょーもぴあ宮畑で人形劇をやってくれた札幌市の人形劇場やまびこ座・こぐま座の皆さまですが、その劇場に所属している団体の一つにさっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座があります。やまびこ座・こぐま座のみなさんが震災以降、人形劇を通して様々な形で福島を支援して下さっているのと並行して、あしり座の皆さんも継続的に福島に足を運び、様々な活動をしてくださっています。

あしり座についてはこちらをどうぞ → さっぽろ人形浄瑠璃芝居 あしり座

 その一つに、福島市の子供の夢をはぐくむ施設こむこむでの伝統人形芝居ワークショップがあります。そしてなんと!この週末に人形浄瑠璃の上演とワークショップの発表会があります!


八王子車人形西川古柳座五代目家元西川古柳氏の演出のもと、福島の子供たちが伝統人形芝居を演じます。一生懸命頑張ったふれアートinこむこむ受講生たちの姿をぜひ応援しに行ってあげてください。
3月3日 10時30分開演 
申し込み不要、入場無料ですよ~!! 
こむこむわいわいホールでお待ちしています!!!

2018年2月23日金曜日

3月の行事予定

早いもので、もう3月です。今年は寒さが厳しいので、春が待ち遠しいですね!じょーもぴあ宮畑では、3月に「愉快なマグネット」を作ります。トチの実にいろいろなパーツを貼り付けて、オリジナルのマグネットを作っちゃおう! 火おこし、弓矢の縄文体験も再開します。春休みには恒例のエコバッグ作りもありますよ~!




2018年2月19日月曜日

企画展 大鳥城 第2部

 現在開催中の企画展「大鳥城」は大変好評で、縄文時代にはなじみがなくていままで足を運ばなかった方たちも目立ちます。ただ今年は例年にない雪と寒さで、展示を見たくてもなかなかおいでになれない方もいらっしゃるようです。



 そこで、今回の企画展は展示期間の延長を決定いたしました!4月2日(火)までだった予定を5月10日(木)まで1か月間延長です!




 しかも!昨年11月から発掘調査を実施していた大鳥城跡ですが、この調査成果速報展を追加しました!!東北中世城館の常として出土遺物の量はそれほど多くはありませんが、中国青磁、古瀬戸、褐釉陶器や瓦質(がしつ)土器など、バラエティ豊かな内容です。


 それだけではなく、今回の調査では昭和47年の調査にくわえてさらに複数の建物跡を確認しており、大鳥城の歴史解明に大きな前進が見られました。
 今回の展示は新旧の成果を合わせて見ることの出来る貴重な機会となりますので、興味のある方はぜひお運びください。



2018年2月12日月曜日

しゃがむ土偶 in 3D

さて、この雪でなかなか冬の間はじょーもぴあ宮畑へ足を運べない!というかたのために、当館の収蔵品を紹介いたします。


 当館の目玉の一つが重要文化財に指定されている上岡遺跡出土の「しゃがむ土偶」です。昭和27年の発掘調査で出土して以来、日本を代表する土偶の一つとして有名なものです。

 今回はweb上でも手軽に見られるようにアップいたしましたが、なんと!3Dでぐるぐる回すことが出来ます!しかも実際の展示では見ることの出来ない、真上などのアングルも選択可能です。スマホでもアクセスできますので、ぜひ廻してみてください!!


※展示ケース越しの撮影ですので、お見苦しい部分がございます。

2018年2月9日金曜日

縄文的顔ハメ

さきほど、顔ハメ看板ニストの塩谷さんが当館においでになりました!

縄文ZINE7号の記事を見ておいでになったとのこと。玄関に設置された顔ハメ看板を目的においでになったそうですが、エントランスホールにあるものと両方で写真を撮っていました。

当館の顔ハメも、大したもんだ!いずれは紹介していただけるかも!?
                             →ハメ看板ハマリ道


※写真は塩谷さんの著書表紙です。じょーもぴあ宮畑の顔ハメではありません。

2018年2月5日月曜日

福島県建築文化賞準賞をいただきました。

 以前も書きましたが、じょーもぴあ宮畑の体験学習施設は優れた現代建築として、国内外の建築関係者からも高く評価されております。この度は、福島県の第34回建築文化賞において准賞をいただきました。   → 福島県建築文化賞


 講評では、史跡公園と建築物が一体になった配置計画で、2階展望デッキからは公園越しに雄大な吾妻連 峰が眺望でき、かつてここを居住地に選んだ縄文人と心がつながる思いにさせられる。 建物は木製天井の架構が印象的で、エントランスホールの縄文土器をモチーフにした逆6角錐 の木造立体トラス、多目的ホールの不定形の木製格子梁表しなど、施工者の工夫と努力によって 施工難度の高さを克服し、実現されている。随所に様々なデザイン・ボキャブラリーが散りばめ られ、建物自体が来訪者に縄文時代へのイメージを膨らませる仕掛けとなっている。 この建築によって、宮畑遺跡史跡がこれまで以上に知られ、来訪者が増えることが期待される。との評価をいただいております。




 副賞の盾やプレートも、現在じょーもぴあ宮畑体験学習施設内に展示中です。どうしても特徴的な天井に目が行きがちですが、それ以外にも見どころはたくさんあります。ぜひ、この機会にじょーもぴあ宮畑にお越しください。



なお、建築文化賞正賞はあぶくま更生園でした。 → あぶくま更生園


2018年2月4日日曜日

じょーもぴあ・遺跡の案内人

じょーもぴあ宮畑にはじょーもぴあ遺跡の案内人と言うボランティア組織があります。じょーもぴあ宮畑の整備中に発足したじょーもぴあサポートネットワークを前身に、平成24年に発足しました。そこから足掛け6年、開館前のイベントサポートから、開館後は案内ガイドや体験サポートは言うに及ばずオープンカレッジやフィールドワークなど、多方面からじょーもぴあ宮畑の活動を支えています。昨年の新規会員募集では3名の入会者があり、先日より新規会員研修が始まりました。



 総勢57名となったじょーもぴあ遺跡の案内人ですが、この春には研修を終えた新規会員も、本格的に活動に参加します。黄色いジャンパーの会員を見かけたら、ぜひ気軽にお声がけください。