2016年2月25日木曜日

宮畑ミステリー!


























宮畑遺跡には二つの謎があります。二つの謎については、いずれここでも取り上げますがざっくり説明すると以下のようになります。

その1 たくさんの家が焼かれていること
 縄文時代中期の終わりごろ(いまから4300年前~4000年前頃)の集落は、そのおよそ半数近い竪穴住居がわざと焼かれています。それぞれの家は徹底的に焼き尽くされており、失火とは到底考えられません。なぜ家を焼いたのか?それが宮畑遺跡の大きな謎です。

その2 直径90cmの巨大な柱をつかった建物
 縄文時代晩期(いまから約2000年前)に、宮畑遺跡には巨大な建物があったと考えられます
。直径90㎝の大木を石斧で切り倒し、加工し、運んでくるには相当の労力が必要であり、宮畑遺跡周辺のたくさんの村が共同で作業にあたったものと考えられます。では、何のためにそんな巨大な建物が必要だったのか?それがもう一つの謎です。

そんな二つのミステリ―を題材に、福島市では昨年度宮畑ミステリー大賞と題したエンターテイメント文学賞を実施しました。選考基準は面白いかどうかの1点です。およそ一年間の募集の結果、北は北海道から南は九州まで、149点の作品が集まりました。

そしてこのたび、宮畑ミステリー大賞の最優秀賞・優秀賞を中心に7作品を収録した宮畑ミステリー大賞作品集縄文4000年の謎に挑むが刊行されました!福島市内の書店では数週間にわたってベストセラーに名を連ね、快進撃を続けております。
















写真提供 
岩瀬書店ヨークベニマル福島西店様


みなさんもぜひ、この機会に宮畑遺跡のミステリーとロマンに触れてみてはいかがでしょうか?宮畑ミステリー大賞作品集縄文4000年の謎に挑むは、福島市内の各書店で絶賛販売中です。
















写真提供 
岩瀬書店ヨークベニマル福島西店様

宮畑ミステリーを読んでからじょーもぴあ宮畑に来るもよし、じょーもぴあ宮畑に来てから宮畑ミステリーを読むもよし。みなさま、お待ちしています!!

出版元の現代書林さんのHPはこちら → http://www.gendaishorin.co.jp/book/b214495.html

0 件のコメント:

コメントを投稿