七難隠す、じゃありませんが屋根板のつぎはぎもいい塩梅に見えなくなって、完成です。公園に設置されている復元住居の1/2サイズで復元してありますが、中での作業もあったため入口は大きめにとってあり、若干バランスが悪いかもしれません。
まあまあの出来ではないでしょうか。組み上げは実質3日間で、1日10名ぐらいです。竪穴の掘り込みがなかったので、比較的短時間で製作できました。これが、伐採からスタートとなるとどの程度期間と人員が必要になるか…やはりホームセンターは偉大です(笑)
今回の竪穴住居制作はボランティアグループであるじょーもぴあ・遺跡の案内人の研修の一環として実施しました。組立の順序や柱の結わえ方や、様々な発見があったことと思います。もちろん復元の途中で意見が合わなくなることもありました。とりわけ、「当時の人たちも建築途中で段取りを考え直したり、意見が分かれたり、いろんな話し合いをしていたんでしょうね。そう考えると、そうとう複雑で高次元な会話ができたんではないでしょうか。」という発見は素晴らしいと思います。
今回製作した竪穴住居は、1月上旬までそのままにしておく予定です。ぜひ、見学に来てみてください。ただし、危険なのでくレグれも中に入らないようにお願いいたします。
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