2016年3月16日水曜日

特別展のご案内(1)

今月の19日から、特別展が始まります。
題して縄文土器のつくり方~革命的!縄文土器という焼き物の発明~

現在、その準備を進めているところですが、
今日はその様子をちょっとだけお見せします。

縄文土器と言えば「縄目」ですが、
縄を使った様々な文様がみられます。
たとえば、縄文時代前期のこの土器



















この文様はどうやってつけたのでしょうか?
通常の縄文土器は表面に縄を押し付けながら転がして文様をつけます。
しかし、この土器はこんな風に縄を押し付けて文様をつけているのです。



















すると、こんなにきれいに再現できます。
一番上の縄文土器と比べてみてください。



















右撚りと左撚りの二種類の縄を使うのがポイントです!

今回の展示は縄文土器を作るときの粘土の調整から
文様をつけるところまでについて、「粘土」がキーワードです。
ぜひ、見に来てくださいね!

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