2017年12月28日木曜日

仕事納め

平成29年のじょーもぴあ宮畑は、本日仕事納めです。昨日からの雪で公園にも人影はありません。


縄文時代の人たちならいざ!狩りへ!!なのでしょうけれど、じょーもぴあ宮畑は1月の3日までお休みです。年明けの開館は1月4日(木)9時からですので、お間違え無く!



それでは皆様、よいお年を! 来年もじょーもぴあ宮畑をよろしくお願いいたします。

2017年12月21日木曜日

もういくつ寝ると

今年も残すところあとわずかになりました。少し早いですが1月の予定表です。


1月はお正月の凧作りと、節分にあわせての鬼のお面づくりです。凧はビニールを利用したどなたでもできる簡単なもので、土偶の絵を描いて出来上がり。あとはじょーもぴあ宮畑の広い公園で思う存分凧揚げを楽しんでください!



※悪天候の場合は凧づくりだけで終了です。後日、いつでも天気の良い日に凧揚げに来てくださいね。



2017年12月9日土曜日

企画展 大鳥城跡 本日オープン!

本日より今年度3回目の企画展が始まりました。

大鳥城跡 発掘調査から見た館ノ山の歴史~古代・中世編~



 福島市飯坂町の館ノ山に所在する大鳥城は信夫庄司佐藤氏の居城として、また源義経の忠臣佐藤継信・忠信兄弟の言い伝えとともに、福島市人には広く知られている中世の山城です。

 昭和47年の第1次調査以来、頂上部分を中心に数次にわたる調査が実施されてきました。今回の展示は、その成果をまとめたものとなっています。


 中世山城ということで出土品は少ないものの、白磁や青磁などの輸入磁器、天目茶碗、かわらけなど興味深い資料も見つかっています。また、直近にある中世窯である毘沙門平窯跡の資料も併せて展示しております。



 また、福島市内の中世遺跡の調査成果を俯瞰しながら、大鳥城の位置づけを考察できる展示構成をとっており、福島市では初めての本格的な中世考古学の展示となっています。宮代館跡出土のかわらけや勝口前畑遺跡出土の輸入陶磁器など、初めて公開される資料も目白押しです!


この機会に、福島の中世史の一端をぜひご覧ください!
企画展を担当したT君もお待ちしております



2017年12月4日月曜日

大鳥城跡 現地説明会

 去る12月2日(土)は福島市飯坂町ある大鳥城跡の発掘調査現地説明会でした。大鳥城は飯坂町にある館ノ山にあった古代末~中世の城館跡で、佐藤基治やその息子の継信・忠信で有名な佐藤氏の居城であったとの伝承があります。
 今回の調査は頂上部分の平場についての、遺構確認を目的とした調査です。


当日は決して暖かくはないものの、天気も良く、まずまずの現説日和でした。

トレンチと呼ばれる幅2mほどの調査区を設定し、表土をはぎ取った後遺構が確認できる地層まで掘り下げ、柱穴などを探します。白く枠取りしている部分が昔の柱穴や溝跡などの遺構です。

柱の跡もしっかりと残っています。

柱の跡を組み合わせていくと、当時この場所にあった建物の間取りがわかってきます。また、平場に全体に建物が分布することもわかりました。

頂上部分は、南側の一段低くなっている部分を埋め立てして、平場を拡張していたこともわかりました。


出土した資料は多くはありませんが、近隣で焼かれた陶器の破片のほか、瀬戸地方で焼かれた陶器や中国産の磁器の破片など、当時の暮らしぶりが偲ばれる貴重なものです。



現時点ではまだ佐藤氏に直接結びつくような発見はありませんが、今後はこれまでの調査を含めた成果を検討していく予定です。






2017年12月1日金曜日

売り切れ御免!

じょーもぴあ宮畑グッズに、新商品がお目見えしました!それも2アイテム!!

最初の品は縄文土器のフォルムをかたどったクッションです。茶×白と白×茶の2パターン。高さ約35cmと大きすぎず、でも厚さはたっぷりとある使い勝手の良い品ものです。※裏側はどちらも白一色です。



もう一つはキャップ。ネイビーとバーガンディーの落ち着いた2色です。こちらは調整ベルトのついたフリーサイズとなっています。



 そして、このクッションも帽子も同じデザインになっています。これは、宮畑遺跡で巨大な掘立柱建物が使われていた縄文時代晩期に、実際に使用されていた縄文土器の文様(雲形文)に縄文時代の「まつり」を象徴する「炎」のイメージをくわえてデザイン化したものです。デザインはあの!縄文ZINEの編集長望月氏にご協力いただきました。

本日より販売を開始しました。クッションが一つ2500円、キャップが1つ2100円です。どちらも各色23個限定ですので、お早めに!(通信販売等は行っておりません。じょーもぴあ宮畑体験学習施設で直接お求めください)


2017年11月11日土曜日

文化の日はじょーもぴあ!

 昨年に引き続き、11月3日にはじょーもぴあ宮畑で縄文鍋まつりを実施いたしました。なかなか天候の安定しない期間ではありましたが、当日は快晴!青空の下での気持ちの良い一日となりました。


 当日はフリーマーケット28店に加えて、一箱古本市7店(本博実行委員会主催)が出店しました。そのほか、物販としてカレーパンや焼きそば、ポテトなども賑わいを添えていました。特に目玉となった縄文鹿鍋は予定の200杯がすぐに完売!

 当日は2,300人の来場者があり、みなさん思い思いにイベントを楽しんでいたようです。
もちろん、火おこしや弓矢の縄文体験も大盛況で、あわせて500人の皆さんが体験していきました。



2017年10月30日月曜日

11月の行事予定

気がつけばもう、11月ですね。台風が来ているのでなんか実感がわきませんが、今年もあと2か月です。11月のじょーもぴあ宮畑はリース作りとタペストリーづ作りです。12月になると弓矢や火おこしの体験ができなくなる日がありますので、体験したい人はぜひ11月中にご来館ください。


文化の日はじょーもぴあ!

今週末はじょーもぴあ宮畑で縄文鍋まつりです! 鹿鍋200杯を販売しますが、先着ですので売り切れ御免となります!もし鹿鍋が食べられなくても、フリーマーケットや縄文人体験会などもありますので、ぜひ!ご来場ください。


2017年9月25日月曜日

フリーマーケット開催決定!

昨年に引き続き、11月3日(金・文化の日)にフリーマーケットを実施します!

募集数は28ブースで、出展料は1000円です。下記の要項に従って、ふるってご参加ください!申し込み締め切りは10月15日(日)必着で、申込者多数の場合は抽選となります!



また、当日は縄文人体験や縄文鍋販売なども企画中です!

2017年9月9日土曜日

はじまりはじまり!

じょーもぴあ宮畑初の人形劇公園!北海道のやまびこ座・こぐま座さんから「人形劇団野良犬プラス」さんと「人形劇団オセロ&シアターとんとん」さんにおいでいただいて、午前午後の公園です。

ここで午前の部の、子リスのお留守番をテーマにした人形劇「おかあさんまだかな」と、背負子(しょいこ)人形劇「千匹おおかみ」の様子をちょっとだけ。




もう、子供たちは釘づけでした!と~~~っても楽しい人形劇をありがとうございました。さあ、これから午後の部だ!

2017年9月1日金曜日

9月

今日から9月です。今朝は吾妻山が良く見えました。今年の夏は雨続きで、例年よりも来館者が少なかったので、爽やかな秋を期待しています!


2017年8月30日水曜日

人形劇がやってくる

さて、もう一つうれしいニュース。
北海道の人形劇場やまびこ座・こぐま座さんから、素敵な人形劇がじょーもぴあ宮畑にやってきます!人形劇だけでなく、テーブルシアターやパネルシアターなど、楽しい企画がいっぱいです。入場無料なので、皆さんぜひ!おいでくださいね。



9月の行事予定

夏休みも終わって、いよいよ秋の気配が身近になってきました。9月の行事予定表をアップします。お月見にちなんだうさぎの土笛づくり、今年もやりますよ~!


2017年8月28日月曜日

土偶トーク!

昨日は土偶女子の譽田亜紀子先生をお招きしてのトークショー。土偶や縄文時代に興味を持っている方に1人でも多く参加いただきたいということで、講演会ではなくトークショーと言うことでお願いしました。


じょーもぴあ宮畑入りした先生、まずはしゃがむ土偶とご対面!まるで獲物を狙うしなやかな野獣のようです。全身から土偶女子オーラが発散されているかのようです!。



まずは譽田先生と土偶のなれそめから。奈良県の観音寺本馬遺跡との出会いが、その後の土偶人生?のスタートとなったそうです。


読者代表と言うことで、じょーもぴあ宮畑の職員がトークの進行を務めさせていただきました。むしろ先生よりも喋りまくっていたとのうわさもありますが?


いえいえ、先生、熱が入ってついつい土偶に同化してしまっています!


終了後のサイン会では、長蛇の列が!今回は60名の参加者がありましたが、その半分以上の方が先生にサインしていただいたようです。


今回のトークショーは、いちばん楽しんでいたのが担当職員だったかもしれません!?が、内容的にもイベント的にも非常に得るところの多いものとなりました。先生、本当にありがとうございました!

譽田先生の最新情報はこちらでチェック! ⇒ https://lineblog.me/kondaakiko/


2017年8月14日月曜日

土偶を発掘する!?

 土偶は遺跡から発掘されたものです。当館でも重要文化財の「しゃがむ土偶」をはじめ、いくつもの土偶を展示しています。そんな土偶を”再発掘”します!
 え?もう一度埋めるの?隠すの? いえいえ、発掘された土偶の、その”意味”を掘り起こすのです。土偶は考古学にとって、いまだに謎の存在です。土偶が作られた理由やその背景は今のところ定説はなく、いずれも「仮説」にしかすぎません。



そんな土偶に”感性”からアプローチしているのが譽田亜紀子さんです。すでに土偶にかかわる数冊の著書をお持ちの”土偶女子”譽田さんに一貫しているのは、土偶に対する”愛”でしょうか。われわれ考古学者は土偶を”研究対象”として見ています。もちろん、土偶や縄文土器を愛している研究者はたくさんいますし、すでに”偏愛”の域に達している人も少なくありません。では、譽田さんはそんな研究者とどこが違うのでしょうか?

 我々は土偶を「もの」として扱っていますが、どうやら譽田さんは土偶を「出来事」として扱っているような気がします。ですから、その興味関心は土偶を取り巻く人々やその思い、土偶を取り入れた現代のファッションなど土偶にとどまることなく、果てしなく広がっています。縄文時代に土偶を作った人から、現代において土偶に関わる人まで、土偶と言う”もの”を通して、”人”を見つめているようにも見えます。

じょーもぴあ宮畑では、そんな譽田亜紀子さんをお招きして、トークショーを開催いたします!


考古学的なアプローチからだけでは見えてこない土偶の隠された意味について、現代の感性から迫ります!参加無料申し込み不要ですので、皆様ぜひ、おいでください!

2017年8月11日金曜日

デザインの源流  縄文女子2

 青森縄文女子プロジェクトの縄文服デザインに応募する方のために、縄文土器のデザインその2です。
          → あおもり縄文女子プロジェクト モデル・デザイン募集チラシ

 もっとも古い縄文土器の文様は、粘土を細い紐にして並行に貼り付けたり、爪で傷をつけたりしまたものです。やがて縄をおしあてて、土器の表面に縄の跡を付け始めます。これらはいずれも身の回りにあるものを使っていたため、文様を付けるための特別な道具を必要としていません。

 文様を付ける道具が初めて作られたのは、縄文時代早期の事です。押型文と呼ばれるこの文様は、木の枝などの棒状のものに刻み目を付けたものを、土器の表面に押し付けながら転がしたもので、山形(三角形)、楕円形、菱形などの文様を連続してつけることが可能でした。中でも、三角形のモチーフは、様々に組み合わせることによりかなり複雑な文様を描くことを可能にしています。縄文土器の紋様の「モチーフ」は三角形から始まったと言っても過言ではありません。


 たとえば、大きさの違う三角形を重ねた物でも、中心をそろえたもの(A)と辺を合わせたもの(B)では、かなり印象が変わります。さらに、それを何段か重ねたとき、単純に重ねたものとずらして重ねたものでも、描かれる文様は変わってきます。特にBのタイプは重ね方やずらし方、反転のさせ方で様々なパターンを描くことが出来ます。
 三角形のモチーフは早期だけではなく、後期まで時折取り入れられ、縄文時代の人たちがこの文様を好んでいたことがうかがわれます。

 そしてもう一つ、縄文時代の人たちが好んで用いたモチーフに渦巻きがあります。ただ、メインのモチーフとして用いられているのは東北地方では縄文時代中期の中頃から後半にかけての時期です。


 それまではアクセントとして全体にちりばめられた渦巻きは、やがて巨大化し土器の表面を覆い尽くします。もちろん、その周りに小さな渦巻きも散りばめられています。やがてその渦巻きは連結し、唐草文様を描くようになります。東北地方だと、かなり大きな唐草文様でどれがメインの渦巻きであるか一目瞭然のものと、小さめの渦巻きが縦横に連結したものと、二つのタイプが見られます。やがてそれぞれの渦巻きが切り離され、区画され、整然とそろえられていきます。

 縄文土器の文様を考えるときに大切なのはモチーフだけではなく、1)組み合わせ、2)配置、3)メインとアクセントです。この文様をヒントに、あなただけのオリジナルデザインを完成させてくださいね!

縄文女子!?

 ちまたではじわじわと縄文ファンが増えているという噂です。縄文時代を”楽しむ”リトルプレスや、土偶を”愛でる”書籍なんかも目立ちます。手に取ってみると、一般の方から考古学者まで、それぞれの立場で楽しみながら、より縄文時代や遺跡が好きになるような、そんな素敵なアイテムが増えてきているようです。

 さて、そこで縄文女子です。正確にはあおもり縄文女子です。これは縄文のおしゃれファッションを切り口として縄文文化や縄文遺跡群の魅力を伝える情報紙の名前です。え?そんなおしゃれな雑誌があるなら欲しい?? → あおもり縄文女子

 ごめんなさい。これから出る雑誌なんです。でも、どうせなら「読む」だけじゃなくて「参加する」のはいかがでしょうか?青森縄文女子プロジェクトでは、現在縄文モデル縄文服のデザインを募集しています。縄文モデルは青森県在住の方が対象ですが、縄文服のデザインはどなたでも応募できます!
あおもり縄文女子プロジェクト モデル・デザイン募集チラシ

 応募は郵送でもFAXでもメール(pdf)でも可能です。え?縄文デザインなんてわからない??そんな皆様のために、じょーもぴあ宮畑の前回の企画展「縄文土器のデザイン」から、土器文様のモチーフの抜粋をあげておきますね!


fig.1

 縄文時代後期の半ばから終わりごろに見られる文様です。1段目:アルファベットのC字がならんでいるように見えるので、C字文なんて呼ばれることもあります。2段目:これが連結すると、円形の文様が重なっているように見えてきます。色の塗り分けを工夫すれば、見え方が変わりますね。3段目:何段か重ねれば、いろんなパターンで塗り分けられそうです。4段目:斜め方向の列を意識して、縦と横の楕円形の大きさに差をつけてみました。端と端が入組んでいるように見えるので入組文と呼ばれます。
 この文様は単純なので、配色や大小の強弱などでアクセントをつけやすいと思います!


fig.2

 1段目:最初の図の3段目から、「隙間」を意識すると三角形が見えてきます。2・3段目:この三角形とその間の楕円形を組み合わせると…そうです。ウルトラ警備隊のマークになります!4・5段目:三角形の部分を入組ませると、複雑そうな文様になります。これは三角形がもとになっている部分(赤い部分)とその余白(水色の部分)を見比べたときに、水色の部分は実は最初の図(fig.1)の4段目からの流れの入組文なんですね~。
 この文様は連続して描かないとわからないので、福であれば長く一周するようなところのほうが合うかもしれません。色もパターン化すれば楽しそう!?


fig.3

 さて、1・2段目:前の図(fig2)の最後の文様を何段も重ねたり、密着させたりするとさらにイメージが変わります。模様と言ってもデザインよりもパターンに近くなってきますね。3段目:入組みのS字をいちど分解して、間隔をあけて配置すると分断されていた余白(赤の部分)が一続きになって、それ自体も文様のように見えてきます。4段目:余白自体の面積が大きくなってしまったら、その隙間を埋めるように三角形や台形などのモチーフを追加すれば、さらに複雑に見えてきます。実際に使っているモチーフは横にしたC字と三角形と途中の括れた台形だけなんですけどね。
 この文様特に下の弐つは「まとまり」感がハンパないです。いちばん「縄文」らしさを感じる文様かもしれません。




最後は非常に単純化します。1段目:上向きと下向きのC字が連続して一筆書きされています。2・3段目:丸みを付けたりアクセントを付けたりしています。4~6段目:何段か重ねると、重ね方で違う見え方をします。また、直線で描くとシャープな感じがしますね。塗り分けしても組み合わせても面白そうです。

ざっと縄文時代後期~晩期の文様を概観してみました。これを組み合わせたり、配置したりして、素敵な服をデザインしてくださいね~!

2017年8月7日月曜日

気分はもう考古学者!?

夏休みに入り、じょーもぴあ宮畑では小学生の来館者が目立ってきました。

そこで! だれでも手軽に考古学者気分の味わえる特設ブースを設けました。椅子に座ってデスクライトのスイッチを入れれば、あら不思議、考古学者の誕生です!


もちろん、卓上の小物は手に取っていただいて構いません。じょーもぴあ宮畑においでの際はぜひ、考古学者気分を味わってください!

2017年8月4日金曜日

宮畑縄文人倶楽部参加者募集中です!

今回は東北歴史博物館から菊地逸夫先生をお招きし、先生が土器づくり用に調整した粘土を使用します。普段はできない体験もあり、盛りだくさんな内容です。シークレットな体験もあるかもしれません!?

講座は以下の内容の全3回で、参加費は3000円です。定員10名ですが、まだ空いております。

  9月10日(日) 9:301500
粘土を3kg使用し、本物の縄文土器を手本に実物大の縄文土器を製作します


 10月15日(日) 10001400
公園で縄文土器の野焼きを実施します。焼きあがるまでのあいだ、火おこし体験や弓矢体験なども実施します。

 11月12日(日) 10001400
石器を使って調理し、縄文土器(複製)を使用して芋煮会を実施します。晴天の場合は公園で、天気が悪ければ炊事棟。

申し込み・お問い合わせは電話でじょーもぴあ宮畑024-573-0015までお願いいたします。

2017年8月2日水曜日

上岡遺跡発掘物語

じょーもぴあ宮畑の企画展「上岡遺跡発掘物語」は先月の22日から始まっています。今回の展示は重要文化財「しゃがむ土偶」が出土した上岡遺跡にスポットを当てています。


展示室の中央には、ずら~~~~っと本がならんでいます。これらの本、全部上岡遺跡の土偶が載っています!上岡遺跡の土偶は昭和27年の発見以来、様々な書籍に掲載されています。ここに並んでいる本はその中の一部ですが、これだけでも上岡遺跡の土偶がどれほど貴重な物かがわかります。


今回は土偶だけではなく、発掘調査で見つかった土器を展示しています。いままでまとめて展示する機会のなかった、漆塗りの土器片や遮光器土偶の破片などを含む貴重な資料が
ならんでいます。この機会に、ぜひお運びください!