2018年3月29日木曜日

フリーマーケット出店者募集します!

 例年、じょーもぴあ宮畑では年に2回フリーマーケットを実施しています。今年の第1回は5月27日(日)に決定しました! 3.5m×3.5mのブースが36です。
 当日はじょーもぴあ宮畑春まつりとして、それ以外にも縄文人体験会(火起しや弓矢、縄文服試着の無料体験)と、昨年大好評だったプラネタリウムも実施します!




 春まつりの詳細は後日アップしますが、まずはフリーマーケットの参加者を募集します。以下の募集要項をお読みのうえ、じょーもぴあ宮畑までお申し込みください!申し込み多数の場合は抽選となります。

要項はこちらからダウンロードできます → フリーマーケット出店者募集
  



2018年3月28日水曜日

信夫山フィールドワーク <じょーもぴあ・遺跡の案内人主催事業>

 3月25日の日曜日にはじょーもぴあ・遺跡の案内人主催のフィールドワーク「信夫山の史跡めぐり」がありました。9時30分に信夫山公園を出発し山裾を東へ、そこから護国神社~黒沼神社へ。途中点在する石碑にも、歴史を感じます。


 そこから、今回初めてのルートとして第四中学校の裏に回り、西国三十三観音をみながら月山神社へ、山の斜面を登ります。


 途中、金の採掘坑を見学。かつて太平洋戦争末期には軍需工場として利用する計画もあったその場所は、現在はコンクリートで塞がれていました。
 斜面を登り切ったところにある月山神社駐車場でお昼をとり、そこから烏ヶ崎へ。天気も良く良い眺めでしたが、春霞のせいか吾妻山はかすんでいました。


 さて、午後は一路羽黒山へ。とちゅう薬王寺を経て第二鳥居をくぐります。


 第2展望台で小休止し、そこから羽黒山まではすぐです。羽黒山の境内にはたくさんの石碑や祠があります。こういう機会でもないと、なかなか目にしません。


 集合場所だった信夫山公園には3時30分に戻ってきました。登りがきつい傾斜がありましたが、無事に数量することが出来ました。
 じょーもぴあ・遺跡の案内は年に3回の市内フィールドワークを主催しています。毎回市政だよりのじょーもぴあ宮畑のコーナーに募集記事が出ますので、次回は皆様もぜひ、ご参加ください!





2018年3月24日土曜日

大鳥城跡!

去る3月18日(日)には、(公財)福島市振興公社文化財調査室から菅野崇之氏をお招きして、福島市飯坂町に所在する大鳥城にかかわる講演会を実施しました。


 講師の菅野氏は20年来、福島市内の中世~近世遺跡の発掘調査を数多く手がけ、福島県内の中世考古学をけん引する研究者のお一人で、当館の企画展「大鳥城跡 発掘調査から見た舘ノ山の歴史」でもご協力いただきました。

 今年は大鳥城跡の本丸(主郭)部分の発掘調査を実施したことから、その調査成果を中心としたお話となりました。発掘調査のスライドを使いながら、現在までの調査成果を重ね合わせ、大鳥城の歴史が浮き彫りになっていきます。



 また、12世紀~13世紀に位置づけられる遺跡をはじめとして、福島市内の中世遺跡の様相についても、調査や研究の成果からわかりやすく解説いただきました。


 いままで、福島市の中世について発掘調査の成果をまとめてお聞きする機会がなかったため、非常に参考になりました。また、いまのところ大鳥城の発掘調査成果としては、佐藤氏にかかわるものはほとんど見つかっていませんが、市内の12世紀~13世紀の様相を俯瞰すると、やはり佐藤氏が一つのキーポイントになってくるということがよくわかりました。