2016年12月8日木曜日

エントランスコンサート!

 じょーもぴあ宮畑体験学習施設じょいもんのエントランスホールは、その独特の構造によって非常に良い響きが得られます。我々もうすうす感じてはいましたが、かつて見学に来た方がやおら尺八を取り出して吹き出したところ、その朗々たる響きは言葉には言い表せないものでした。 また、11月3日に行われた樽木栄一郎さんのミニコンサートも、パワフルな歌声とギターの響きが相まって、とても素敵なコンサートとなりました。

 そこで、クリスマスを一週間後に控えた12月17日(土)午後3時より、チェロ奏者の土田英順さんをお迎えして、今年最後のエントランス・コンサートとして、チェロの響きをお送りします。


 土田英順(つちだえいじゅん)氏 日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任し、ボストン響およびボストン・ポップス響でも演奏。現在はソリストとして札幌を拠点に活躍するかたわら、2007年には役者デビュー。国内のみならず「春の夜想曲~菖蒲池の団欒~」では海外公演も果たす。73歳にして初めてパソコンを購入し、ブログの新世界で弓を引く。公式ブログ ボストンバッグにチェロと酒より) → http://blog.hokkaido-np.co.jp/enjoy-cello/

 今回はご縁があって、土田さんに来ていただけることになりました。超一流のチェリストの生演奏に触れることの出来る絶好の機会です。エントランスホールにチェロが響き渡る瞬間を、ぜひお聞き逃しなく!

土田英順チェロコンサート
日時:平成28年12月17日(土)
場所:じょーもぴあ宮畑体験学習施設じょいもん
               (福島市岡島字宮田78)
入場:無 料 
 ※コンサートはエントランスホールで行われます。
  展示室を見学する際は別途観覧料が必要です。

2016年12月7日水曜日

クリスマスまでの限定体験メニュー

じょーもぴあ宮畑では、クリスマスまでの限定で新しい体験メニューを用意しております。それは、クリスマスカード作りです。


かわいいでしょ? これはパーツを選んで、ボンドで台紙に貼るだけなので、小さなお子さんでも気軽に体験することができます。もちろん、大人でも十分楽しめると思います。


素材はカラーの紙バンドです。それを細く割いて、丸めて、パーツを作ります。パーツは準備してありますが、もちろん色や大きさなどを考えながら自分で作ることもできます。

 
どうですか?自分でオリジナルのカードを作りに来てみませんか?所要時間は20分~ 体験料は100円で、毎週末、たいけん可能で、事前申し込みも必要ありません!
 
もちろん、キャンドルシェード作りの参加者も引き続き募集しています!→12月の行事予定 
 

2016年12月5日月曜日

竪穴住居出現! その3

垂木、えつりが収まったところで、いよいよ屋根を葺きます。一般的な竪穴住居は茅葺ですが、今回は宮畑遺跡の調査成果から、土葺きに挑戦します。本来は垂木の上に樹皮を敷いて、その上に土をのせるべきなのでしょうが、樹皮は入手が難しいので板材で代用します。縄文土器づくり体験で野焼きに使った薪のあまりです。




一枚ずつ、手作業で垂木やえつりに固定していきます。しかし板が大きいこともあって、そこかしこに隙間があいてしまいます。そこをどうやって塞ぐか?海外の民俗例では隙間にコケ(苔)を詰め込むことが知られていますので、今回は草を詰め込みました。


 
そして、下のほうから土をあげていきます。土をあげてしまえば、多少の不具合は隠れて見えなくなります!
 


2016年12月3日土曜日

大集合!

現在、エントランスホールには土偶が大集合しています!

どこの土偶かというと、福島市内の西根中学校でみつかった現代の土偶です。西根中学校の生徒たちが、福島市飯坂町東湯野上岡遺跡でみつかったしゃがむ土偶の仲間たちを製作しました。その土偶たちが、本家に見守られながら並んでいます。





もちろん、造形も個性的で面白いのですが、一つ一つにこめられた思いが伝わってきます。

 

背中で語る土偶、素敵です。冬休みが終わるまでは展示していますので、ぜひ見に来てくださいね!

2016年12月2日金曜日

特別展「月ノ輪山1号墳と東部地区の古墳」

いよいよ明日から特別展月ノ輪山1号墳と東部地区の古墳が始まります。頭椎大刀(かぶつちのたち)やガラス玉など、普段は目にする機会の少ない資料も展示しますので、ぜひお運びください!

2016年12月1日木曜日

12月の行事予定

いよい12月ですね。冬休み期間中は年末年始(12月29日~1月3日)を除いて、じょーもぴあ宮畑は無休です。また、12月は年賀状作成に向けて「消しゴムハンコでスタンプづくり」と、クリスマスにむけて「縄文風キャンドルシェードづくり」を実施します。ぜひご参加ください!


竪穴住居出現! その2

さて、骨組みのできたところで、いよいよ垂木の組み付けに入ります。これがないと、屋根ができません。予算と期間の関係で垂木はホームセンターから買ってきた角材を使用していますが、なんとなく小屋掛けができてきました。


もちろん、住居のかたちは円形なので垂木は住居を一周します。妻側は壁を立てている復元例もあるのですが、壁を作るのはもっと大変なので…



さて、垂木が一周して、こんどは垂木同士を「えつり」と呼ばれる横木で結合して固定します。家の輪郭が見えてきました!